MSCミル

マイクロビーズ対応ビーズミル

ビーズ径:0.015~0.8mm

湿式粉砕・分散

  • マイクロ
    ビーズ
  • 循環
    タイプ
  • 遠心分離

新素材開発から大量生産設備まで
省エネルギーで実現します

電子機器の小型化などから素材のナノサイズへの粉砕・分散要求が高まり、0.1mm以下のマイクロビーズが安定的に使用できるビーズミルが求められています。これまでビーズとスラリーを分離する方法として採用されてきたギャップ方式やスクリーン方式では、詰まりの問題が生じやすく使用できるビーズ径に制限がありました。「MSCミル」は粉砕ロータ内側に遠心分離ロータを取り付けた当社独自技術の遠心分離機構を有し、確実にスラリーとマイクロビーズを分離します。

MSC220型

主な特長 FEATURE

  • マイクロビーズでも高せん断を素材に与えられるように20m/s仕様もラインナップしています。

  • 大気中の処理では発火や劣化が起こる素材でも不活性ガスを使用したクローズドシステムで対応可能です。

  • 特殊な粉砕室とローターでマイクロビーズに均一にエネルギを与えます。エネルギーの無駄がありません。

  • ナノ粒子の分散から粉砕まで対応できるよう0.015mm~0.8mmのビーズが使用できます。

その他の特長

  • 世界最小のL/D
  • ソフト分散処理
  • 大流量循環システム
  • ビーズ回収が簡単
  • 樹脂、セラミックス仕様
  • 分解・洗浄が容易

素材例 MATERIAL EXAMPLE

  • 電子部品

    アルミナ、チタン酸バリウム、ITO、PZT、シリコン、カーボンナノチューブ、フェライト

  • インク・塗料

    レジストインキ、顔料、塗料、グラビアインキ、オフセットインキ、感熱塗料、特殊インキ

  • その他

    銀、銅、電池材料、酸化物、二酸化チタン、炭酸カルシウム、ガラス

処理例 PROCESSING EXAMPLE

  • 二酸化チタン

    「MSCミル」ならば、ナノサイズまで安定した分散処理が行えます。分散後の二酸化チタンスラリーは再凝集しにくく、透明性があります。

  • 重質炭酸カルシウム

    粒子径5.4μm(原料)→ 粒子径52nm(粉砕後)
    十数ミクロンの粒子が含まれる原料も、詰まることなくそのままナノサイズまで粉砕できます。
    (注:原料によって異なります)

  • 有機顔料

    分散後 粒子径44nm
    特殊な有機顔料もナノサイズまでシャープに分散させます。

  • その他の処理例

    処理物原料粒径(nm)到達粒径(nm)処理能力(kg/hr)型式
    チタン酸バリウム1507015MSC220
    電池材料(正極材)170020015MSC220
    顔料300150200MSC450
    顔料80009030MSC320
    カーボン1508510MSC220
    セルロース300010003MSC220
    アルミナ40001369MSC100
    シリカ90001106MSC100
    金属シリコン260730.25MSC100
    ジルコニア20000286MSC220
    無機酸化物2605.80.75MSC100
    無機酸化物50024023MSC320
    フェライト4001701MSC100
    酸化チタン200171MSC100
    ナノ金属7001000.15MSC50
    感熱塗料16001101MSC100

生産能力 PRODUCTION CAPACITY

  • 研究開発用

    • MSC50

    300mLからの少量に対応
    持ち運びや、分解・洗浄が簡単に行えます。少量開発用、研究室に最適です。

  • 実験、少量生産用

    • MSC100
    • MSC150

    少量サンプル作りに対応
    MSC100型より スケールアップの基礎データをとることができます。

  • 生産用

    • MSC220
    • MSC320
    • MSC450

    中・大量生産に対応
    粉体技術センターのMSC220型では20~40Lの少量スラリのテストにも対応しています。

  • 処理量の目安

    左の図はMSC100型で運転したときに、素材10kgを1時間で処理できた場合、大型機へスケールアップしたときの処理量の目安です。 MSC450型はMSC100型の60倍の処理能力があるため、生産時に設置台数やスペースの削減が可能です。 また、マイクロビーズを使ったスケールアップは非常に難しいのですが、当社のMSCミルはマイクロビーズでも大型機へのスケールアップが可能なビーズミルになります。

構造 STRUCTURE

  • L/D=1/3の粉砕室

    ナノサイズの分散には、ソフトで均一なエネルギーが必要不可欠です。一般的なL/D(タンク長さ/タンク径)が大きいミル(L/D=1以上)では、ビーズ径が小さくなればなるほどビーズの偏りが生じやすくなり、特に排出側に過度な力を発生させます。これにより再凝集が生じマイクロビーズ本来の性能を引き出せないケースが多くありました。 「MSCミル」はL/Dが1/3です。従来と比較し極端に小さく、かつ特殊な粉砕ロータ形状により、均一な分散を提供します。

  • 横型ミルと同じ整備性

    縦型のビーズミルは粉砕室内部の整備やビーズの取り出しに手間がかかるため、現在では横型のビーズミルが主流です。「MSCミル」は縦型にすることで、マイクロビーズの流出を防ぐ構造にしています。そのため、横型ミルと同じ整備性を維持するため、タンクを旋回させて整備しやすい構造にしています。

  • 大量循環システム

    「MSCミル」は循環運転方式です。材料をホールディングタンクへ投入し、ポンプによって粉砕室へ送られます。粉砕・分散された製品は遠心分離によってビーズと分離されミル出口より再びホールディングタンクへと戻ります。
    また高速回転処理の場合、発生熱量が多く熱交換器を大きくする必要があります。その場合、スラリの沈降が問題になることがありますが、当社では高速回転処理用の循環システムを開発しております。詳しい内容はお問合せください。

  • ビーズ回収システム

    Φ0.05mmやΦ0.03mmビーズは見た目も特性も「粉」そのものです。簡単に飛散して手や衣服に付着するばかりでなく、製品中への混入の可能性も高いため取り扱いには注意が必要です。MSCミルではこの様なマイクロビーズも扱いやすくするための工夫をしております。ビーズの充填、回収操作では直接ビーズに触れる必要がなく、簡単確実に、そして安全に作業ができるように工夫しております。また、当社の「ビーズセパウォッシュ」を使えば、使用後ビーズをMSCミルから回収した容器そのままで簡単にセットでき、今まで難しかったマイクロビーズの分級(摩耗ビーズや割れたビーズ、異物などを取り除く)や手作業で行っていた洗浄作業を全自動で行えます。

ラインナップ LINEUP

  • 型式粉砕タンク
    容量
    [L]
    標準
    ビーズ量
    [L]
    モータ
    出力
    [kw]
    回転速度
    [min-1]
    ホールディング
    タンク容量
    [L]
    製品質量
    [kg]
    MSC500.0560.0310.756,000150
    MSC1000.370.23.73,0005350
    MSC1501.10.77.52,0005-50800
    MSC2203.21.8151,57520-2001,300
    MSC3209.65.8371,00050-5002,200
    MSC450603075660200-9002,400

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