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インライン粒度測定器[IPas]

インライン粒度測定器[IPas]

リアルタイムに粒度分布を測定できる測定器

これまでの粒度分布測定は、測定器までサンプルを運び、希釈して測定していました。そのときの問題点として、

  1. 時間ロスと歩留まり悪化の可能性
     測定結果がでるまで機械を停止し、待機する必要が生じるケースがあります。また、測定中も処理を続けてしまうと、測定結果が出たときにはすでに目標の粒子径よりも小さくなってしまい、せっかく処理したものを廃棄しなければならないリスクをはらみます。
  2. 測定の信頼性
     希釈して測定しているため、ソルベントショックなどにより、実際の分散状態を測定出来ているか疑問が残るケースがあります。

そのため、リアルタイムに、且つ、原液で粒度分布を測定できる装置開発の要望が多く挙げられてきました。当社のIPasはそんなご要望にお応えできるインライン粒度測定器です。

測定原理

超音波減衰法
スラリ中を超音波が通過する際に、通過距離に応じて減衰していきます。この減衰率はスラリ中の粒子径と粒子濃度に大きく依存します。粒子濃度は分かっていることから、減衰率を測定することで粒子径を算出することができます。
また、レーザーなどの光が通過できないような高濃度スラリであっても、超音波を使えば測定することができます。


超音波減衰法

仕様
  • 測定粒子径範囲 :0.01μm~100μm
  • スラリ濃度範囲  :0.5vol%~20vol%(水系は50vol%以上の実績あり)
  • 測定温度範囲  :10~40℃
  • 対応溶媒     :水、アルコール、その他有機溶媒
  • 接液部材質    :SUS304、テフロン、パーフロ
  • 粒度分布     :対数正規分布、2峰性分布
  • 測定結果表示  :粒度分布グラフ(積算・頻度)
                累積粒子径対時間グラフ
                d10,d50,d90
  • 測定時間     :測定1点あたり3分程度
  • 出力         :任意の累積粒子径3点と温度1点をBCD出力
  • 寸法(センサ部) :385D×275W×290H
システム例

インライン粒度測定器[IPas]のシステム例

製品の粉砕分散処理を行いながら同時に粒度分布をリアルタイムに測定し、粉砕分散処理へフィードバックする。

例:目標粒子径に到達したらミルを自動停止して無人化生産
   粒度変化に応じてミルを可変速
   分散剤を添加タイミングの最適化など

測定実績
処理物 溶媒 測定濃度(wt%) 測定濃度(vol%)
チタン酸バリウム エタノール 60.0wt% 16.9vol%
アルミナ 70.0wt% 37.4vol%
炭酸カルシウム 75.0wt% 52.7vol%
チタン酸バリウム 50.0wt% 15.0vol%
酸化チタン 32.1wt% 10.0vol%
顔料カーボンブラック 30.0wt% 12.2vol%

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