メカニカルアロイング

メカニカルアロイング


メカニカルアロイングに興味のある方へ。弊社では、1978年に乾式アトライタを開発し、乾燥工程の削減、メカニカルアロイング、メカノケミカルが可能となりました。メカニカルアロイングの装置をお探しの方、まずはお問い合わせください。

■メカニカルアロイングとは

金属粉や酸化物等を混合磨砕することによって合金(アモルファス合金、ナノ結晶粒合金、過飽和固溶体合金など)が生成する現象。アトライタのメカニカルアロイングによる処理では、融点差・比重差の極めて大きい金属同士の合金生成や高融点、高活性の合金の生成などにも有利です。

■乾式メディア撹拌型粉砕機 / 乾式アトライタ〔D型〕

~メカニカルアロイングやメカノケミカル処理が工業生産レベルで可能なメディア攪拌型乾式粉砕機~

3-10mmの粉砕ボールを攪拌することで、その衝突や剪断作用により粉砕を行う乾式粉砕機です。名前の通り乾式粉砕機として使用しますが、最近では、メカニカルアロイングやメカノケミカル処理に採用されるケースも多く、再び注目を集めています。


<乾式アトライタによるメカニカルアロイング>
乾式アトライタは、メカニカルアロイング処理が可能なミルとして広く知られています。メカニカルアロイングは、高エネルギを与えることで異種金属粉末を固相状態のまま合金粉末を得る方法で、1970年INCO社のBenjaminにより提唱されました。この方法によれば、従来の溶融法では合金化困難とされていた融点差の大きい合金系や金属酸化物を微細分散させた分散型強化合金の作製も可能です。


<メカニカルアロイング事例>
Co、Fe、Si、Bを乾式アトライタにより処理したデータで、処理時間におけるX回折図形の変化であり、アモルファス特有のブロードな曲線に変化していることがわかります。電顕写真からも均一性の高いアモルファス合金ができている様子が感じられる。このほか、アモルファス化までは求めない混合・分散処理にも幅広く採用されており、メカノケミカル処理なども含め、粉砕以外の高度な処理用途に広く用いられている。

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■D型アトライタ[メカニカルアロイング、メカノケミカル]のご提案

処理する材料により乾式にすることで処理時間が大幅に短縮されたり、湿式では得られない特性を 引き出したりすることが可能です。特にメカニカルアロイングやメカノケミカルは湿式では得られない新機能性材料の創造が期待されます。D型アトライタは、強力な粉砕力によりこのような処理を可能とするメディア撹拌型乾式超微粉砕・分散機です。

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メカニカルアロイングの原理や特徴、アモルファス、酸化物、セラミックとの関係、塑性、粉末冶金法、合金化、ボールミルによるメカニカルアロイングに興味のある方、まずはご相談下さい。メカニカルアロイングに興味のある方も是非どうぞ。

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日本コークス工業株式会社 化工機事業部
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