アルケミ[AL型]

高エネルギーボールミル

アルケミ〔AL1型〕

メカニカルアロイング、メカノケミカル、金属の扁平化で圧倒的な効果を発揮










特長

メカニカルアロイングは、比重差や融点差が大きい原料による高機能特殊合金を製造することができます。しかし、処理時間が長くコストがかかりすぎることで工業化が難しい問題がありました。要因の一つとして比重の大きい金属は粉砕室の底部に偏り易く、金属粒子に効率的にエネルギーを与えることが難しいことが上げられます。また、アトライタやボールミルでは粉砕ボールにかかるエネルギーが不均一であることも効率悪化の原因の一つとなっています。そのため処理時間を短縮するには、粉砕ボールと金属粒子の動きを改善することが重要です。アルケミは粉砕ボールと材料の動きを改善して、今まで時間のかかっていたメカニカルアロイングの処理時間を大幅に短縮しました。また、均一なエネルギー分布と高いエネルギーを材料に与えられることから、メカノケミカルや金属の扁平化、単純粉砕にも効果を発揮することができます。


  • 処理時間を大幅短縮!
    比重が重く、処理に長時間を要する材料(金属系原料等)に絶大な効果を発揮します。
  • 確実なスケールアップが可能!
    アトライタで比重が大きい材料を用いる処理のスケールアップを行う場合、大型化すると粉砕効率が低下する可能性があります。そのため、生産機の生産能力の推定には幅が出てしまいます。(投入ボール量比の1/2~1倍)
    アルケミは小型機からボール量比で簡単にスケールアップができるため、少ない材料でより正確に大型機の能力推定を行うことができます。
  • 低中回転速度、ボール高充填
    アルケミはボールを高充填にして、アジテータを低速から中速で運転し処理を行なってもボールを均一に動かすことができる特殊な粉砕室を採用しています。その結果、部品の摩耗によるコンタミを削減でき、部品の交換頻度も少なくすることが可能です。また、大型化したときの熱の影響を極力少なくすることが可能です。
メカニカルアロイングによる合金化プロセス

メカニカルアロイングによる合金化プロセス

偏平化し、圧着と圧延が繰り返され、層状構造の粉末になり、最終的に合金、アモルファス、あるいは超微細分散状態が得られるものと考えられる。

アトライタ(縦型)とアルケミ(横型)の比較

■アトライタの場合

●比重の重い粉末は、
  粉砕室下部に溜まりやすい。
●ボール自重の影響でエネルギー分布に
  偏り有り。
  粉末に均一にエネルギーを加えることが
  困難・・・
  処理時間の短縮、スケールアップが難しい
  ことも・・・

従来機(縦型)

■アルケミの場合

粉砕室内のボール、粉末の分布を均一にすることに成功。粉末に効率良く、均一なエネルギーを加えることを可能にし、処理時間の短縮、スケールアップが飛躍的に簡単になりました。

従来機(縦型)

従来機(縦型)


処理例

無機物の粉砕

同じ容量のアトライタと無機物の粉砕で比較したところ、1/2の時間で処理が完了した。


金属の扁平化→粉砕

アルケミは均一な力と高エネルギーの効果で、急激な扁平化により粉砕が進み、
アトライタに比べ、1/4の時間で処理が完了した。

FeとNiのメカニカルアロイング処理
メカニカルアロイング処理 20min処理
20min処理
8hr処理
8hr処理

メカニカルアロイングも運転時間を大幅に短縮。(アトライタの約1/2の時間)
その他、多種多様な処理を行っております。不活性雰囲気での処理も可能です。

製品仕様
型式 AL01 AL1 AL5 AL15 AL30
タンク容量(L) 0.6 5 25 75 143
動力(kW) 0.75 5.5 15 37 75

※AL01型、AL1型、AL30型をテスト機として、常設しております。


製品仕様

AL01型 AL1型 AL30型
用途

二次電池材料(金属系負極材など)、複合材料、アモルファス合金材料、金属の扁平化、メカニカルアロイング、メカノケミカル

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