乾式アトライタ〔D型〕

乾式メディア撹拌型粉砕機

乾式アトライタ〔D型〕

メカニカルアローイングやメカノケミカル処理が工業生産レベルで
可能なメディア攪拌型乾式粉砕機

3-10mmの粉砕ボールを攪拌することで、その衝突や剪断作用により粉砕を行う乾式粉砕機です。名前の通り乾式粉砕機として使用しますが、最近では、メカニカルアローイングやメカノケミカル処理に採用されるケースも多く、再び注目を集めています。
ダイナミックミル」による連続化、分級機内蔵タイプの「ファインミル」による更なる微粒化、高効率化、高品質化も可能です。

乾式アトライタによるメカニカルアローイング

乾式アトライタは、メカニカルアローイング処理が可能なミルとして広く知られています。メカニカルアローイングは、高エネルギを与えることで異種金属粉末を固相状態のまま合金粉末を得る方法で、1970年INCO社のBenjaminにより提唱されました。この方法によれば、従来の溶融法では合金化困難とされていた融点差の大きい合金系や金属酸化物を微細分散させた分散型強化合金の作製も可能です。

用途
  • 電池原料などの金属及び非金属混合品の混合分散処理
  • メカニカルアローイング処理
  • セラミックスのメカノケミカル処理による焼結性向上
  • 顔料のメカノケミカル処理による濡れ性向上
  • バイオマスのメカノケミカル処理による反応性向上
  • 電子部品関係の各種金属酸化物の粉砕処理
  • お茶の粉砕
  • 他、各種混合分散、粉砕処理

各種研究用途としてMA1D(容量5Lのミル)はメカニカルアローイング、メカノケミカル、粉砕処理のラボ機に最適です。湿式・乾式両方に使用可能な設計が可能。耐汚染セラミック仕様、温度コントロール、湿度コントロール、真空引きによる不活性ガス置換、各種センサー設置によるデータ収集機能が付加できるなど、小型機1台で様々な環境下で各種データ収集ができます。

特長
  • メカニカルアローイング、メカノケミカル処理が可能
  • 乾燥工程省略によるコストダウン
  • 冷却ジャケット構造による温度コントロールが可能
  • 不活性ガス雰囲気での処理が可能
  • メディアをはじめ粉砕部は処理物がコーティングされるのでコンタミが少ない
  • ボールミル、遊星ボールミルなどと比較しスケールアップが容易
メカニカルアローイング事例

Co、Fe、Si、Bを乾式アトライタにより処理したデータで、処理時間におけるX回折図形の変化であり、アモルファス特有のブロードな曲線に変化していることがわかります。電顕写真からも均一性の高いアモルファス合金ができている様子が感じられる。
このほか、アモルファス化までは求めない混合・分散処理にも幅広く採用されており、メカノケミカル処理なども含め、粉砕以外の高度な処理用途に広く用いられている。


X線回折


クローズシステム

 

原料 中間体 完成品

 

型式 タンク容量
最大処理量
(1パッチ当たり)
動力
(kW)
概略寸法
布×奥行き×高さ
(m/m)
備考
MA01D 0.8 0.14 0.4 250×500×740 変速機付
MA1D 5 1.3 3.7 500×800×1200 変速機付
MA5D 25 6.1 7.5 750×1100×1460 変速機付
MA10D 50 13 11 1350×950×2100  
MA30D 150 38 37 2100×1200×2700  
MA100D 490 130 90 2500×1600×3800  
仕様

新素材のパートナ、強力な衝撃力は粉砕を越え、機械的な合金の製造、非晶質(アモルファス)の製造も可能

  • 容量:0.75-1,000
  • モーター:0.4kW-150kW
  • 減圧置換式により、不活性ガス雰囲気下で処理可能
  • 分散強化合金の製造、金属粉砕、セラミックスの粉砕、顔料等
超微粉砕 微粉砕 分散 複合化 メカニカルアローイング 反応

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